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日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan)

Samba-JP News Release 20010711-1

各位

Samba 2.2.1がリリースされました

2001.7.11 日本Sambaユーザ会

Sambaの新しいバージョンである、Samba 2.2.1が7月10日付でリリースされました。
(注意.日本語版ではありません。)

このリリースは最新の安定版のSambaとなります。このバージョンには、これまでの全てのバグ修正が含まれています。

リリースノート(旧 Samba 2.2.xからの変更点)

追加されたパラメータ

pam制限への追従

  SambaがPAMを使用する様に設定された場合、SambaはPAMアカウントのチェックをOnまたはOffにします。デフォルトはOffです。

pamパスワードの変更

  SambaがPAMを使用する様に設定された場合、Sambaがパスワードの変更をPAMに通知するかどうかを制御します。デフォルトはOffです。

大きなファイルの読み込み/書き込み

  新しいオプションはWindows 2000の大きなファイル(64k)のストリームを読み込み/書き込みするものです。
  64ビットのオペレーティングシステムが必要です。(Linuxの場合は、カーネル2.4でglibc2.2以上)
  Windows 2000クライアントで10%のパフォーマンスが改善できます。デフォルトはOffです。注意.他のSambaコード程テストされていません。

読み込めないファイルを非表示

  読み込めないファイルが見えてしまうのを防ぎます	。

ブラウジングの強化

  拡張されたSambaブラウジング機能(1BのNetBIOS名関連)のOn/Offが可能になります。デフォルトはOnです。これにより、WINSサーバの同期が行われていないときに、ワークグループ中にマシンのエントリが永久に残ってしまう問題が防止されます。

廃止されたパラメータ

  domain groups
  domain admin users
  domain guest users

変更されたもの

1). smbclientの"find"コマンド廃止しました。現在は内部コードを使用しています。
2). smbspoolはコネクションを再試行するように更新されました。(Michael Sweet氏)
3). 8859-15の文字からUNICODEへのマッピングを修正しました。
4). "security=server"の時に、不正なユーザー名でアカウントがロックするのを防ぐ様に変更しました。
5). Windows 2000 SP2クライアントがSamba PDCに加わる様に修正しました。
6). Windows 9xのNexusツールをサボートする様にWin9xからセキュリティの変更を許しました。
7). 2つのロックの修正を追加しました。Samba 2.2.1は分散型データベースのClarion networkロックテスタツールが扱える様になりました。
8). Windows 2000に実装された大きなファイルの読み込み/書き込みのSMBを先行的にサポートしました。
9). 推測攻撃を防ぐ様にSambaの乱数生成ロジックを変更しました。
10). connections.tdbとファイルロックのbrlock.tdbが破壊される問題を修正しました。smbdはこれらのtdbファイルは起動時と終了時にクリーンにします。
11). SolarisでデフォルトACLを修正しました。
12). パスワード・エントリー・キャッシュ・コードの整理をしました。
13). 失敗を送信する為に、正式なShutdownが追加されました。tdbクリーンアップコードを援助します。
14). ワークグループ名に不正な'/'文字を設定する事を防ぐ様にしました。
15). SAMRコード静的配列を廃止しました。
16). 電送路上のクライアントコードはUNICODEになりました。
17). dos timestampが"yes"の時に、全てにわたって2秒単位の精度になるように修正しました。
18). 全てのtdbはログ機能を通過する時に開きます。
19). pamパスワードの変更とpam制限のコードを追加しました。
20). プリンタドライバ管理が改良されました(driverの削除)。
21). NULLセキュリティ・ディスクリプターと空のセキュリティ・ディスクリプターの違いが修正されました。
22). サーバーroleのSIDリターンを修正しました。
23). Windows 2000 mmcから、Sambaの共有のセキュリティ・ディスクリプターを参照、設定可能にしました。
24). smbcontrolから共有への接続を強制的に切断することができる様にしました。
25). tdbはcoherent mmap/file read/writeキャッシュのないHPUX、OpenBSDとその他のOSに修正されました。
26). ファイルの作成/オープンの後始末から戻る時に競合状態の修正をしました。
27). NT用のセキュリティ・ディスクリプタの書換えをNTのACLと同様の正規化を行うように修正をしました。
28). LinuxのVFATのトップで実行しているSambaにftruncateするバグを修正しました。
29). umaskが設定されていないxinetdで実行できる様にSwatを修正しました。
30). Win9xのExplorerクライアントで書き込みが遅い点を修正しました。マイクロソフトのTCPスタックのearly ackの仕様エラーをエミュレートしています。
31). RedHatとMandrakeはlockとpersistantで使用されるディレクトリ/var/lock/sambaを再起動時に消してしまうので、デフォルトを/var/cache/sambaにしました。

ダウンロードについては、https://www.samba.gr.jp/にあるご案内に従って、お近くのミラーサイトからお願い致します。

関連URL

Samba.orgでのアナウンス https://www.samba.org/samba/whatsnew/samba-2.2.1.html

本件に関するお問い合わせ

日本Sambaユーザ会 広報担当: (press@samba.gr.jp)



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2024-01-16 22:54:10 JST 更新