日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan)
Samba 2.2 日本語版インストール
(4) make
前記のconfigureコマンドを実行すると作業中のsourceディレクトリにMakefileが生成される。
あとはrootになって(suコマンド)
とコマンドを打つだけで、コンパイルが実行され、インストールも完了する。
慎重な方は、一般ユーザで makeを実行し、コンパイルが正常に完了したことを確認してから、rootユーザになって、make installを実行しても良いだろう。
またLinuxでの名前解決にWINSを使用するモジュールを利用する場合は
# make nsswitch/libnss_wins.so
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を実行してから
# cp nsswitch/libnss_wins.so /lib/libnss_wins.so
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を実行する。
問題は、うまくコンパイルできなかった時だが、エラーになったモジュール名から関連したconfigureオプションをはずして再実行すると良い。
Linuxカーネルや環境によって問題となるのは以下のオプションが多い。
○ --with-smbwrapper
○ --with-automount
○ --with-smbmount
○ --with-quotas
○ --with-utmp
不明な時はひとつひとつパラメータを変更してconfigureから再実行して欲しい。
再実行する時は、make cleanを実行して途中のオブジェクトを削除するのを忘れないで欲しい。
これをしっかりやらないといつまでたってもコンパイルは成功しない。
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